日常(15)SHINING SONG
生活において状況が変わる、なんて当たり前かと思いますが、実際「変わらない状況」のほうがなんとなく、で生活してしまうので、そんな状況にならないためには、常に変化していかなければならない。
そんな気持ちを起こした作品が推しの子。(推しの子のネタバレ含む話です)
アニメになってから見始めた作品ですが、最初は「推しが武道館いってくれたら死ぬ」みたいなのがまた出てきたのか、とか思っていましたが、話題になっていたので見てみると、サスペンスものだったという。
アイドルについては昔、推しがいて在宅オタクをしていました。基本引きこもりだし、かわいい好きであるからアイドルは好きのカテゴリの範囲内。だがしかし、「アイドルの理想」みたいなのはやっぱりステージで輝いてなんぼ、なので、ステージを見るのが好きだったので会いに行くなんてしなかった。別にお金をかけたいとまではいかなかったので、テレビに出ているアイドルを見る。このグループはこういう人がいるんだ。ふーん。くらいで、応援はしても推しまではいかず。そのうちアニメの主題歌を歌っていて、音楽番組にも出ていた渡り廊下走り隊を見たときに、気になってメンバーを調べていました。センターになっていたまゆゆは陰キャだけど、自分が応援するには不釣り合いに感じるというか。かわいすぎる。それより、他のメンバーのほうがそれに合わせて頑張っているのではないか、調べたら不祥事を起こしているグループだったし。そして平嶋夏海さんがすごく良いと思った。
AKB1期で入り、芸能活動しながらも全日制の普通高校に通っていた。アイドルでありながら、学業を優先していた。そして途中まで劇場公演回数トップだった。どれだけ努力したらそれが出来るのか。テレビで特集されていた番組では裏側にまわって若いメンバーをまとめていたり。当時高校生なのに。いつのまにか虜になっていた。渡り廊下走り隊でたびたびテレビに出ていたりしていたのでそれを見ていた。いわゆるAKB商法と言われるCDに握手券をつけるやり方も気にいならなかったし、話したいとは思っていなかったのですが、ステージは見たいなと思っていた。当時はAKB全盛期。ドームとかに会いに行ってもちっちゃく見るしかない。出番も少ないはずだし。と思っていたところ、AKBのうちプロダクション尾木に所属しているメンバーだけのライブがあった。Team尾木祭り、これなら出番もあるしと思い見に行った。良かった。そのうち渡り廊下走り隊のライブがめざましライブであった。見に行った。良かった。地蔵していましたけどね。
それから不祥事によってアイドルを辞めることになるのですが、まぁ当人じゃなくて他メンバーのやらかしに巻き込まれた感じで終わり。その後はタレントとして舞台で活躍したりしていたので、何回かは舞台見に行きました。そしてAKBに幾度となく関わっていたので、本当に人として信用されていたんだなと認識。まっすぐ人生を生きている人だからね。そのくらいは好きだったけど話には行ったりはしていないので向こうからの認知は絶対ゼロ。しかしながら推しであったのは確かで。
アイドルのときにアイドルの推しはこの人しかいない。
って思っていました。なのでアイドルの推しはもう作らないと決めていました。それから踊ってみたを見始めますが、踊ってみたはアイドルじゃないし、推しは自分が応援出来る限度で複数人応援していますが、アイドルになった人は推しには出来ない。決めたことだから。
そんなことを経て見た、「推しの子」。アイドルは嘘ついてでもやりきるのが正義みたいなことを言っている。かなりモヤった。時代が流れて、アイドルも基本は仕事だし、職業として成立はしているけど、プロとしての質が下がってきていると感じていたし。(もちろん人によりますけどね)正直者はアイドルとしてはもう難しい的なのを感じてしまった。自分の推しが正直だったからそう感じたかもしれませんが。特殊な1話(アニメだと1~4話だったと思いますが)を見て、むしろアイドルの話じゃなくてサスペンスだからこうしているのかと納得させていました。これを見て泣いている人が続出した意味がわからない。サスペンスで死者出るのは当たり前だし、嘘ついて逆恨み買った人の話だし。ただの自業自得なのよ。隠し通せてなんぼなのに隠し通せてない。もちろんそういう環境で育った、からという描写なのはわかるけどね?
ただサスペンスの起承転結の起の部分だとすると、描きたいことはここじゃない。インパクトを出すところまでです。続きが気になりますね。そして芸能界の闇をつつきつつ、進む物語。新生B小町。
有馬かな、かわいい。
子役を経て、芸能界の闇を知りつつ、役者として上手いのにうまくいっていない。押しに弱いけど、芯はしっかりしている。努力も出来る。アクアに対して一途だし。だけど自分なんて…と自己評価が少し低い。こういう人をしっかり応援して自信を持たせたくなる。
そしてB小町の曲が3曲披露される。サインはBとかね。おそらく原作は漫画だし、曲の表現は絵と文字のみだ。曲はアニメ陣が作っているはず。振り付け動画も公式で上げている。話題性は1話がかなり大きかったけど、1期が終わり、踊ってみたで踊られていたのもあり、アイドルとB小町の曲はかなり聞きましたね。そして続きが気になり、漫画で続きを読みました。
2.5次元舞台編、漫画での表現がすごい。よくここまで心理状況を出しつつも、静止画で動きが綺麗なのがわかる。かなが活躍し、飛躍していく様子もみてとれ、とても良い。
しかしながら、その後の話はサスペンス。芸能界の闇とかをガンガン描写されるので、気持ちの良い作品ではない。そして新生B小町はどんどん知名度が上がっていく。そしてかながスキャンダルでアイドルをやめる。ん?なんかデジャヴが…、実際にはスキャンダルになりそうなのが止まったけど、本当にやりたいのは役者だからって結局やめた形だけれどね。まぁアイドルなんてずっと続けられるものじゃないしね。(推しが不祥事でアイドルやめた経験者談)むしろ夢がアイドルをやることであったら、もうそれは叶ったあとなわけで。アイドル以外にも夢がある人とか、アイドルとしてやり遂げたいことがある人がやっぱり推せるよね。アイドルは。
当時読んだのは映画作る話にはいったところくらいまでかな。でも関係性がわかりにくくて。アクアの精神描写がほんとにわかりにくい。まぁ一気に描いているわけじゃないから仕方ないし、ミスリード的なものも含まれていたからね。
そしてその頃にアニメ2期が開始、の前に実写映像化が発表。なんで???
この推しの子の話の内容的に実写なんてしたら、100点満点の実写をしたとしてもとても100点扱いはされない。話題になった作品だったのはわかるけどさ。ビジュアル見ても、まぁ映画館とかに見に行くような出来じゃない。忘れよう。
アニメ2期開始。2.5次元舞台編が好きなので、期待していたが、まぁ良い。最近のアニメの描写、進化しているところは進化しているね。原作と違う描写方法を用いるところは用いて、アニメならではの描写がされる。
そして新生B小町がバズることになった新生B小町オリジナル曲、もちろん原作はMV撮影の様子は描かれていますが、曲はない。アニメで初めて曲が出る。POP IN 2。曲のかわいさがありつつのMVに少し暗い部分が入っている。原作を大事にしているね。
2期が終わってしまった。3期も制作発表されたけど、このあとの話は別に好きじゃないしな。アニメで描画されていない曲がキャラソンとして公式で出ているのだけど?Say What?と深海52Hz。深海のほうがメッセージ性強くていい曲だなと思った。
そして原作完結。もちろん展開に賛否両論。こんな作品が綺麗に納得いくように終わるわけないやん。自分はしっくりくる感じはしていたけど、納得はしない感じ。でもこうみんなハッピーみたいな展開にしちゃうのも違うしね。じゃあ結局何が描写したかったか、って考えると、「生きる意味」を見つけ出すのが人生。って感じかな。転生して、推しの子になり。幸せな人生を歩むと思ったら歩めず、犯人探しする人生。最後の最後に選択したのが、前世で悔いが残る人生になってしまった少女が転生した双子の妹であるルビーが推しを越えたアイドルになり、ドームライブを実現するために行動することだった。それがアクアの生きる意味。ルビーは母を超えるという夢のため。それぞれ生きる意味を見つけていく感じね。
なかなか話としては面白い。漫画・アニメの描写は素晴らしいけど、内容は暗くて好きじゃない。伝えたいことが伝わりにくくはなっているかな、という感想かな。
そして感想を見ていて気になることがありました。アクアの最期が深海52Hzとリンクしているのではないか、と。
52Hzは「世界一孤独なクジラ」から来ているらしい。鳴き声だけ特殊なクジラの個体がしばらく観測されたことから。そしてそれが元になった曲の歌詞でお別れしている。深海の中で。アクアの最期も崖から落ちて沈む様子です。アニメの新生B小町のキャラソンですけど??深いね。
実写のほうに動きがあり、曲のMVが公開されたようだ。我ら完全無敵のアイドル。そういえば実写のアイはアイドルの人がやってるのかな(調べてない→元アイドルだった)、てか曲違うんや??すごいアイドルっぽい曲だ。いやまぁ趣旨がそうだからそれはそうなんだけど。
実写ドラマが配信された。ドラマだったのかよ!!そしてアマプラなら見れるやんけ。ってことで実写がどうなっているか気になったので見始める。ちなみに実写のビジュアルで一番気に入らなかったのが、かなが赤髪じゃなかったこと。(実際には赤くしていたけど、そうは見えなかった)
もちろん原作リスペクトなのは当たり前、キャスティングも実際のキャラに近い存在に出来るだけしていた。描写も漫画とアニメとは違う感じで実写ならではになっている。ただ話の内容はほぼほぼ原作通り。と思っていたら、2.5次元舞台が、連続ドラマになっていたりで変更点はちょくちょくあり。ただそれが改悪にはなっていない。アニメは原作通りに進むし、原作好きな人にはおそらくかなり違和感ありだと思いますがね。でも元々の話からの芯のずれはない。さすがにその辺は作品的にちゃんとしないとだし。しかしながら映像は気合の入った映画並みでドラマとして完成度が高い。原作・アニメを見ずに見たら、これはこれでだいぶ良い感じではなかろうか。てか十味さん出てるやんけ。踊ってみたしてたときに何度か会いに行ったで…。(もちろん今やっているアイドルグループもその前にやってたアイドルグループも見に行くどころか調べてもいない)
話の内容の感想を見ると、うまくまとめられている。原作で良くなかった部分もうまく表現されていたりで高評価。確かにこの内容だとそうだね。あとかな役の原さんかわいいな。しっかりとかなになっている。髪が赤くないところもよく見ると赤くて、光が当たるところだと結構赤いし、おそらくブリーチせずに赤くしているから髪が綺麗。って思って原さん調べたら、別に好きな感じじゃなかった。役者としてかなになりきっている原さんはすごい好きだったけど、そうではない原さんは別にときめかなかった。ただのかな好きや。ガハハハ。
てかED曲何も関係ないの流してる?どれも刺さるのないんだけど。そこはよくわからんな…。バズるところの曲はどうなるかな…?来たのがトワイライト。
めっちゃ良い曲や…、何回でも聞けるし、想いを音楽に乗せて伝えようとしているのがわかる。あと新生B小町役の3人とも実力が高すぎる。(そのせいで、原作設定の歌下手が霞む)
ドラマの続きは映画で。
んんん??アニメ化になった部分が実写だと1話~8話。続きってーことはアニメより先行しちゃって終わりまで??ちょうど原作が完結した直後だし、いかないよね?まだ先長いし。
- The Final Act- って書いてある。最期までいくやつや。タイミング悪くない?実写ドラマ配信からの流れが早すぎる。まぁでも実写ドラマの完成度がかなり高かったし、このクオリティなら見れる。構成もうまい。いきなり映画館で数回に渡ってやるのではなく、ドラマにして配信することによって、映画館へ足を運びやすくしている。とはいえ、ここからラストまでやるってなると、映画は急ぎ足になりそうだな。ドラマ見ているのが前提にはなっているけれど、見ていない人も来る想定しないといけないし、おそらくアイの部分を端折ってやらないわけにもいかない。ということで公開されてすぐ見に行った。
実写ドラマで変更点があったことによって、「ラストの結末がどうなるかわからない」
おそらくだけど、この実写は結末を原作と変わっている可能性がある。わくわくだね。(この時点で気づいていないけど、この公開時期だと原作完結前に収録終わっているから絶対結末違う、作者とある程度の認識合わせはしていると思いますが。)
原作にないアイの子供の頃の描写がはじまる。なるほど、そこを掘り下げる形にしたのか。上手いな。そしてそこが長い。尺、、大丈夫か?私はアイが全然好きじゃないからな。別にいらない芸能界の闇的な部分がもちろんカットだよね。それはそう。映画製作とかなの卒業ライブの時系列が違う?(正解)こういう原作との違いを楽しめるから別に実写否定はしないんだ。もちろん改悪されたら嫌ですけどね。かなの卒業ライブの曲、なんかいいけど、これトワイライトじゃないよね?どこかで出てたっけ?しかし、わかっているとはいえ、卒業は嫌だなぁ…、でも映画館で見るライブシーン、とても良い。いつか踊ってみたの推しもこうして見れなくなる日が来るんだよなぁ…。そして最終局面へ。細かい描写はやっぱり違うけれど、大筋は原作と同じ。だがしかし、映画の尺に合わせた感じでまとまっている。原作よりわかりやすくなっている。これは原作を読んでいたからかもしれない。ラスト変わっていたのか?確かに状況も変わっていたし、ラストの結末も変わっている。だが変わった感はない。原作のほうが違和感を感じる部分が違和感ない結末に変わっていた。見終わったあと、何度も感想を見た感じでも、実写のほうの結末が良い、みたいな感想が多かった。
そして流れ始めるED。さっきの卒業ライブの曲だ。めっちゃ良い。
一番星が導くのところをルビーが言っている?アイが導いているから?
映像もB小町になっている。エンディングだよ?
曲名を見逃さないように見る。SHINING SONG。
さっき劇中だと確か途中で終わっていたのがフルで流れる。
これは絶対に良い曲。むしろこの曲を聞けただけでも来た価値がある。
SHINING SONGが良いというポストをしたら、作曲者の方がいいねしてきてくださった。曲名でエゴサ?!評価を気にしていたのかな。
特典を見ると、ノンテロップのSHINING SONGのMVが見れるやつだった。期限が3ヶ月ほどだったので腐る程見た。歌詞を口ずさむシーン、SHINING SONGの歌詞になっているがトワイライトと同じような構図になっている。つまりその収録時には出来ていた曲になる。そして歌詞が推しの子を表している。この推しの子の作品の集大成がこの曲に詰まっている。
作曲者の方のポストを見てみると、固定されているポストに、映画公開前に曲についてのインタビュー記事がツリーにあった。
イントロは、劇中はかながセンター。エンディングはルビーがセンター。細かい。
切なく始まって、バンドのようなかっこよさ。それでいて作品を表す楽曲。完全に好み。
推しの子を通じて伝えたいことは生きる意味を見つけることなんてことを思っていましたが、この曲が推しの子を表しているとするならば、インタビューにある通り、大切な人の存在を胸に、未来へと歩いていくんだ。希望に満ち溢れる人生を歩むことが大事であるということですね。なんであんなに暗い感じの作品だったんだよ…(サスペンスだからだけど)
冒頭で書いた、なんとなくで生活してしまうより「常に変化していかないといけない」が、そう希望に満ち溢れる人生にするためには必要なこと。
実写化は成功か失敗か、なんてどうでもよく。この楽曲に出会えたことが幸せじゃないかな。作品を表す楽曲ってやっぱり想いがたくさん詰まってて良い。
なぜこのブログを書いたかって?このSHINING SONGという曲が今なぜか合いそうな人がいると思っていたら聞きたい気分になったついでに、どれだけこの曲が好きか書いてみただけだよ。
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